サメ



日本でサメによる襲撃事件は、1990年から'00年まで 約20例がある。
死因は出血死、もしくはショック死がほとんど。(毒は持たない)
3m以下の小さなサメや、水底をゆっくり泳いでいるサメは、ほとんど人を襲う危険性がない。
人を襲う恐れのある種では主にホオジロザメで全長約6m。
鋭利な数列の歯を持ち、アゴの力が強く、噛む力は3トンにも達する。

人間を襲うサメ類は、普段見掛けることがない人間を餌だと思って襲っているわけではなく、本来の餌であるカメやアザラシなどと勘違いして、襲ってくると考えられる。サーフボードから手足を出すサーファーはアザラシに似ていて襲われる可能性が高い。
サメはウミヘビを襲わないらしいので、海では白黒の横縞シャツやウェットが良いかも...。
サメの聴覚は獲物が出す低周波を、数キロ先から感知することができ、嗅覚もきわめて鋭い。傷口から血が流れ出している場合、サメを誘き寄せる要因となる。
ダイビング等でサメに遭遇した場合、不用意に音をたてると、もがき苦しむ獲物と間違って襲われやすくなるので、サメが遠くに去るまでその場を動かないこと。近くに岩やサンゴなどがある場合、陰に隠れてじっと待ち、サメが離れたことを確認した上で浮上する。
【症状と処置

最終手段として、攻撃を受けそうになった時には、サメの弱点であるサメの鼻先を狙って攻撃する。
また、ホオジロザメは噛みついた獲物を一度吐き出すことがあるので、襲われても意識がある場合は、次の攻撃を受けないようにすぐにその場を離れる。

携帯用TOPページ