オニダルマオコゼ オコゼ類







主にサンゴ礁域の浅瀬に生息。
全長約40cm、色や形が岩や海藻などと似ているので、なかなか見分けがつかない。

背鰭に毒を持つ鋭い棘を持ち、人が近づいたり触っても逃げない場合がある。
足側面も覆い、厚底の運動靴やマリンブーツを履き、サンゴ礁や岩場を歩く時は十分足元に注意すること。
靴底の薄いものでは針が突き抜けるので出来るだけ厚底のものか、中敷きを用いるのが望ましい。
症状と処置
初期の強烈な痛みと周期的な激痛。刺された後、しばらくして強い痛みと患部周囲が大きく腫れる。
患部は腫れ、紫色に変色。嘔吐、めまい、頭痛、呼吸困難を伴うしびれや関節痛、四肢麻痺、意識障害がおきる。
傷口を流水で洗う(粘液をとる)。毒を吸い出す。熱めのお湯にタオルを浸し患部にあてる(熱めのお湯に30〜60分つける)。
※病院における処置・・・必要なら局所麻酔。棘の残存の確認。呼吸、全身管理の必要性あり。抗生剤、破傷風トキソイドの投与。

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