ダツ・サヨリ





夜間の素潜り漁などで海水面を照らしたライトに驚いたダツやサヨリが突進してきて、鋭くとがったくちばしで刺される場合が多い(毒は持たない)。夏場は身や内蔵とその周囲にカツオ、アジ類と同様、アニサキス(寄生虫)がいることがある。
昼間見掛けても危険性はほとんどない。
光る物を身につけて海に入らないこと。
【症状と処置
患部の激痛、麻痺。呼吸困難、出血死。
出血を防ぐため、突き刺さった部分を引き抜かずに、基部で切断。抜けている場合は、すぐに止血。
意識がなく、呼吸停止状態の場合は、心肺蘇生を行う。
病院における処置・・・局所麻酔。くちばし、異物の排除。止血、裂傷、刺傷処置、抗生剤、破傷風トキソイドの投与。

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